この記事でわかること
あきら✅ 大学院の奨学金は全額返済免除を獲得
✅ 社会人になった今も節約と積立を継続中
✅ 削る場所と使う場所を分ける派
一人暮らしを始めて、毎月のお金が思ったより出ていく……と気づく瞬間、ありますよね。バイト代と仕送りを合わせてもなんか足りない、でも何から削ればいいかわからない。
この記事は、一人暮らしの生活費を下げたい大学生へ、学部から大学院まで一人暮らしをした立場から、削る順番をお伝えするものです。 先に手をつけるのは家賃・通信費・サブスクの3つ。自炊はそのあとです。
お金が足りないと感じたとき、多くの人が「じゃあ自炊しよう」と動くんですけど、順番としては逆だと思っています。一度変えたらずっと続くのは固定費のほうなので、そちらを先に見直すのがおすすめです。
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固定費から削る:家賃・通信費・サブスクの3つ
大学生が動かせる固定費は、家賃・通信費・サブスクの3つです。 自炊は毎日の努力が必要ですが、この3つは一度変えれば毎月自動で下がり続けます。この記事も、その順番で説明していきます。
金額の感覚だけ先にお伝えします。通信費は、大手キャリアの通常プランからオンライン専用プランに移すだけで月に数千円変わってきます。そこに家賃とサブスクの見直しが乗れば、合計で月1万円台から2万円くらいの差になることも。もちろん今の契約次第なので、自分の明細で計算してみてください。
家賃は「駅近・繁華街」より「キャンパス近・駅遠」で安く
一人暮らしを始めるとき、いい部屋に住みたくなる気持ち、すごくわかります。高校卒業で浮かれてもいるし、おしゃれな部屋に住んでいる人がかっこよく見えるんですよね。
でも冷静に考えると、駅近・繁華街近の家賃を払い続ける理由は薄いのかなと。若いうちは足腰も元気だし、キャンパスまで自転車や徒歩で通えるところに住めば、家賃はぐっと下がります。
- 各大学の口コミやSNSを調べると「学生街」の相場がわかる
- 駅から遠くても、大学が近ければ十分
- 繁華街に近い≒家賃が高い・誘惑も多い、というだけ
防犯上の理由でちょっといい物件にしたい、という場合は親ともきちんと相談して決めていいと思います。仕送りで家賃を補ってもらっている方も多いので、最初から包み隠さず話し合うのがおすすめです。
家具は「最安・最小限」がミニマリストでかっこいい
引越しのときに家具をそろえたくなるのもわかります。棚とか収納とかインテリアグッズとか。でも、ここにお金をかける必要は本当にないです。
理由が2つあって、1つは「4年間さえ使えればいい」から。社会人になったらほぼ全部買い替えます。もう1つは、部屋がきれいに見える近道が「物を減らすこと」だからです。
棚を置くと部屋が狭く見える。物が多くなると雑多な印象になる。逆に何もない部屋って、それだけで洗練されて見えるんですよね。ミニマリストってかっこいいじゃないですか。実家から出られる人は、本当に必要最小限のものだけを持っていくことを強くおすすめします。
通信費はオンライン専用プランか格安SIMに移す
固定費の中でも、今すぐ変えられて差が出るのが通信費です。大手キャリアの通常プランを使い続けている理由が特にないなら、オンライン専用プランか格安SIMに移すだけで年間の出費が変わります。
なお、ahamo・povo・LINEMOのようなオンライン専用プランは、格安SIM(MVNO)とは別物です。回線はキャリア自身のもので、申し込みと問い合わせがオンラインだけになるかわりに安くなっている、という位置づけです。混同されがちなので、比較サイトを見るときは分けて考えてください。
ahamoは月30GBで2,970円
私はahamoを使っていて、特に不満はないです。月30GBで2,970円(税込)、国内通話も5分まで無料です(出典:ahamo 料金・データ量)。
30GBあれば、外での動画視聴もSNSもまかなえます。大学のWi-Fiも使えますし、私は使い切ることがほとんどないです。重いファイルのやり取りが多い・自宅でオンライン授業を毎日受けるというケースを除けば、自宅Wi-Fiの契約も要らないことが多いと思います。
スマホ本体は「返却前提の分割」に気をつける
一点だけ注意してほしいのが、スマートフォンの買い方です。
先に誤解を一つ解いておきます。iPhoneはAppleの学割(学生・教職員価格)の対象外です。Appleの学生・教職員向けストアが特別価格を用意しているのはMac・iPad・Apple Watchなどで、iPhoneは通常価格のままです(出典:Apple 学生・教職員向けストア)。「iPhoneも学割で安く買える」と書いてある記事を見かけますが、そこは違います。学割が使えるのは、大学で使うMacやiPadのほうです。
もう一つ。2021年10月以降に発売された端末は、SIMロックをかけて販売することが原則禁止になりました(出典:総務省 SIMロック解除に関するルール)。なので「キャリアで買うと他社で使えない」という時代ではありません。
いま気をつけるのはそこではなく、端末代の分割残債と、返却が前提の購入プログラムのほうです。2年後に返す約束で安く見せる契約だと、乗り換えたくなったタイミングで残債や返却の条件がついてきます。本体を一括で買っておけば、回線はいつでも移せますし、使い終わったら中古で売ることもできます。
サブスクは「最大3つ・1つ足したら1つ引く」ルールで管理
サブスクって1つ1つは小さく見えるんですよね。でも月額×12ヶ月で計算すると、積み重なった金額に驚くはずです。
この時代、AIサブスクは外せない
今の大学生にとって、AIツールのサブスクは勉強・就活・レポート作成でほぼ必須だと私は思っています。それを前提として「あと何を残すか」を考えると自然と絞れます。
私のおすすめの構成はこんなイメージです。
| サブスクの種類 | 考え方 |
|---|---|
| AIツール(ChatGPT・Claude等) | 必須。勉強・就活・レポートで使う |
| オーディオブック(Audible等) | 移動中・作業中の自己研鑽に。使えるなら入れてよい |
| 動画配信1本(Netflix・YouTube Premium等) | 1サービスだけ残す |
それ以上を追加したいと思ったら、まず今の中から1つを解約する。「足したら引く」をルール化しておくだけで、じわじわと増えていくのを防げます。
移動中や隙間時間の自己研鑽としてオーディオブックを使うのは、個人的にコスパがいいと思っています。本を読む時間がなかなか取れない人でも、耳から聞くことならできるので。
自炊は「頑張りすぎなくていい」
節約といえば自炊、みたいなイメージがあると思います。でも正直、一人暮らしの自炊はそこまで節約になりません。
一人分の量って少ないので、食材を買っても余らせてしまうことが多かったり、安く買っても食べきれないと逆に無駄になったりするんですよね。
頑張らなくていいというのは、手を抜いていいということではなくて、「コスパのいいレシピを完璧に研究しなくていい」という意味です。スーパーで安い食材を選ぶ、特売日を活用する、余り物をうまく使う、それくらいで十分だと思っています。
もちろん、料理が得意になると社会人になってからも役立つし、将来パートナーと生活するときにも活きます。ただ、節約のための自炊に神経質になりすぎると、それ自体がストレスになりかねない。無理のない範囲でやればいいと思っています。
削らないほうがいいお金は2つ
人付き合いと、資格・スキルへの投資。この2つは削らないほうがいいと思っています。 節約の話をすると「全部削ればいい」と思いがちですが、この2つを削ると、生活費は下がっても大学生活そのものが物足りなくなってしまいます。
人付き合い——たまに断るのはOK、でも全カットはNG
友達との食事や遊びにかかるお金は、削りすぎないほうがいいです。
とはいえ、毎回全部参加しなくてもいい。「バイトがあるから」と言ってたまに断ることは全然賢い選択だと思います。それで人間関係が壊れることはほとんどないし、むしろメリハリがついて参加するときにより楽しめます。
完全に人付き合いを断って節約しようとすると、孤立して精神的につらくなり、バイトでも勉強でもパフォーマンスが下がるという悪循環になりやすいです。
資格・スキル系は惜しまない
これは声を大にして言いたいのですが、資格取得にかかるお金は大学生のうちに使う価値があると思っています。
私自身、学部生のうちに複数の資格を取りました。TOEICのスコアは応募条件や自己PRの材料として使う場面がありますし、簿記やITパスポート・基本情報技術者試験も、書類に書ける項目が一つ増えます。もちろん資格だけで選考が決まるわけではないので、そこもお伝えしておきます。
それでも、学生時代に取った資格は社会人になってからも履歴書に残り続けます。受験費用が高く感じるかもしれないですが、何年も使えると考えたら安いほうかなと。
参考書や受験費用は、削らずに使ってほしいところです。
親とのコミュニケーションも節約術のひとつ
意外と見落とされがちなんですが、親に今の家計状況を正直に共有しておくことも大事です。
「今こういう計画を立てて生活費を管理している」「資格の受験費用が来月かかる」といった話を共有しておくことで、ここぞというときに少し援助してもらえる可能性があります。
親に頼ることを恥ずかしいと思わなくていいです。状況を包み隠さず伝えるのと、なんとなくおねだりするのは全然違う。きちんとお金の話ができる子どもに対して、親はむしろ安心します。
まとめ
削る順番は家賃・通信費・サブスクの3つが先。自炊はそのあとです。
- 家賃: 駅遠・キャンパス近の学生街で安く。家具は最小限
- 通信費: オンライン専用プランか格安SIMへ。端末は返却前提の分割に注意
- サブスク: 最大3つ・1つ足したら1つ引くルール
- 自炊: 頑張りすぎなくていい。スーパー活用で十分
- 削らない: 人付き合いと、資格・スキルへの投資
全部を同時にやろうとしなくていいです。まずは通信費だけ見直してみる、サブスクを書き出してみる、そこから始めてみてください。
削れたお金をそのまま貯めるだけにせず、資格や経験に回すと、あとから返ってきます。カードと証券口座をつないで毎月の積立に回す方法は、別記事にまとめました。


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