この記事でわかること

あきら✅ 奨学金(JASSO)全額免除、国際学会での発表や学会賞も
✅ 社会人になった今、あの時期の動き方を院進志望者に発信
学部3年で「大学院に行きたい」と思っても、何から手をつけるか迷いますよね。この時期は、あれもこれもと欲張って、結局なにも進まない、が起きやすいです。
先に言うと、春・夏・秋で優先順位を分けて、一つずつ進めるのが迷いません。勉強会・研究テーマ探し・先輩との接点づくりの3つを、時期ごとにどう使うかで整理します。
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そもそも内部進学か外部進学かで迷っているなら、先にこちらで整理しておくと、この後の準備の解像度が上がります。


春学期:勉強会で「読む力」の土台をつくる
3年の春は、専門書や英語論文を読む力を、仲間との勉強会で固める時期です。
院進を目指すなら、まずは本をきっちり読むこと。とくに英語で書かれた専門書は難解で、独学だと挫折しやすいです。そこで、同期や先輩と勉強会を組み、知識を共有しながら進めるのがおすすめです。たとえば、各自が担当範囲を決めて学んだことを発表し合うと、効率よく吸収できます。
周りが就活に動き出す時期なので、自分の選択に不安を感じることもあると思います。そこは、仲間と一緒に進めることでモチベーションを保てます。頻度や内容を無理のない形に調整しながら、続けることが大事です。この基礎固めが、後の研究で活きてきます。
夏休み:資格と研究室訪問で「実績と情報」を取りに行く
時間ができる夏は、TOEICなどの資格と、先輩・研究室訪問で情報を集める好機です。
講義がなくなり時間に余裕ができる夏休みは、準備をぐっと進められます。TOEICや専門分野の資格に挑めば、院試や研究で必要な力が上がるうえ、履歴書に書ける実績にもなります。
英語はこの時期にまとめて触れておくと、秋以降の論文読みの負担がぐっと減ります。スキマ時間でコツコツ進めたい人は、スタディサプリENGLISHのTOEIC対策のように無料体験から試せるものから始めると、ハードルが低いと思います。
外部進学を考えているなら、志望研究室の資料を確認したり、研究室訪問をしたりするのもこの時期が効果的です。大学が静かな夏は先輩も比較的余裕があり、アドバイスをもらいやすい。国際学会を目指していたり論文を書いている優秀な先輩は忙しそうに見えますが、そういう人ほど「15分だけ相談」には案外こころよく乗ってくれる印象です。ここで集めた情報が、秋からのテーマ探しに活きてきます。
秋学期:研究分野を探して、テーマの当たりをつける
秋は、幅広く触れて興味の持てるテーマを見つけ、英語論文で深めていく時期です。
3年の秋は、いよいよ自分の研究分野を具体的に調べていきます。まずは幅広い分野に触れ、興味を持てるテーマを見つけることが目標です(研究室で統一テーマが決まっている場合は、この探す時間を大きく短縮できます)。
最初は日本語の文献やネット記事で概要をつかみ、そこから少しずつ英語の論文に移っていきましょう。日本語の情報は浅かったり偏っていたりすることも多いためです。論文探しは「巨人の肩の上に立つ」で有名なGoogle Scholarが便利で、とっかかりとしてAIを使うのも手です。先輩の卒論・修論も参考になります。査読は通っていないので正確とは限りませんが、基本が丁寧に書かれていて、初心者には分かりやすいことが多いです。
注意したいのは、調べる範囲が広がりすぎて方向性を見失いやすいこと。先輩や教授に相談したり、定期的に進捗を確認する時間を設けるといいです。ここで研究分野を固められるほど、この先が進めやすくなります。逆に、あいまいなまま決めて半年でテーマが変わると、この探索を一からやり直しになります。だからこそ大事なステップです。
どの研究室を選ぶかで、この探索のしやすさも変わります。研究室の選び方はこちらにまとめています。


1月〜4年の春:テーマを決めて深掘りへ
年明けからは、春休み気分は終了。テーマを絞り込み、深掘りに入ります。
3年の1月から4年の春にかけては、研究テーマを徐々に絞り込み、深掘りを進める期間です。ここから先、卒論・院試・研究が重なる4年の動き方は、後編で詳しくまとめています。


まとめ:時期ごとに「やること1つ」を決めて進める
学部3年は、全部を同時にやろうとすると手が止まります。時期ごとに優先を1つに絞れば、着実に前に進めます。
- 春:勉強会で「読む力」の土台をつくる
- 夏:資格と研究室訪問で「実績と情報」を取りに行く
- 秋:研究分野を探し、テーマの当たりをつける
- 1月〜春:テーマを決めて深掘りへ(後編に続く)
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