この記事でわかること
あきら✅ 学生時代は楽天カード1枚から始めた
✅ 今は複数の経済圏をカードで使い分け
✅ 難しく考えず、続けることを大事にしています
「投資って難しそう」「損したら怖い」「お金の知識がないと無理でしょ」——そう思って後回しにしている人、すごく多いんですよね。
この記事は、まだ投資を始めていない大学生へ、学生時代にカード1枚から始めた立場から、NISAの入門として最初の3ステップだけをお伝えするものです。 どの商品を選べばいいかという話はしません。やることは、カードを作る・証券口座を開く・積立を設定する、の3つです。
積立額は月5千円でも設定できます。一度決めてしまえば、あとは毎月自動で買い付けが続きます。
始める時期が早いほど、運用に回せる期間は長くなります。金融庁も、長い期間投資を続けると複利の効果が大きくなると説明しています(出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト)。ただし同じページには元本割れのおそれがあることも書かれていて、そこは早く始めても消えません。
※本記事にはプロモーションが含まれます。
まず全体像:「カード → 証券口座 → NISA」の3ステップ
①年会費無料のカードを1枚作る、②そのカードに合う証券口座を開く、③月5千円からの積立を設定する。この3つで終わりです。
一つだけ先に確認してほしいことがあります。NISA口座を開けるのは、利用する年の1月1日時点で18歳以上の人です(出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト)。早生まれで大学に入った直後だと、その年はまだ開けないことがあります。その場合はカードだけ先に作っておくのがおすすめです。
「経済圏」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。要はカード・銀行・証券を同じ会社のサービスでそろえると、手続きが少なく済んでポイントも貯まりやすい、というだけです。
大学生が選ぶなら、まず2択だと思います。
ルートA:楽天カード → 楽天銀行 → 楽天証券
楽天を日常的に使っている・楽天市場で買い物する人向けです。
楽天カード(年会費永年無料・高校生を除く18歳以上)
年会費は永年無料、基本のポイント還元率は1%です。楽天市場での買い物ならSPU(スーパーポイントアッププログラム)でさらに上乗せされます(出典:楽天カード公式)。申し込めるのは高校生を除く18歳以上で、学生も対象です。
楽天銀行のマネーブリッジで普通預金金利が上がる
楽天証券と楽天銀行をつなぐ「マネーブリッジ」を設定すると、普通預金の金利に優遇が付きます。2026年7月時点で残高1,000万円までが年0.38%(出典:楽天銀行 普通預金(マネーブリッジ利用者))。
ただ、この金利優遇は以前ほど差がある話ではなくなりました。メガバンクの普通預金も2026年2月に年0.3%まで上がっていて、8月にはさらに引き上げが予定されています。優遇があるのは確かですが、「銀行に置くだけで大きく増える」という水準ではない、と思っておいてください。
ルートB:三井住友カード(NL)→ SBI証券
コンビニやカフェをよく使う人・楽天圏にこだわりがない人向けです。
三井住友カード(NL)(年会費永年無料・高校生を除く18歳以上)
「NL(ナンバーレス)」という名前の通り、カード番号が表面に記載されない設計です。年会費は永年無料、申し込めるのは満18歳以上(高校生は除く)で、カード番号は最短10秒で発行されます(出典:三井住友カード(NL)公式)。
セブン-イレブン・ローソン・マクドナルド・ドトールコーヒーショップなどの対象店舗でスマホのタッチ決済かモバイルオーダーを使うと、通常分0.5%と合わせて7%が還元されます(出典:三井住友カード 対象のコンビニ・飲食店)。カード現物を差し込む・タッチする支払いは対象外なので、そこだけ間違えないようにしてください。
SBI証券はネット証券の大手
口座数・取扱銘柄・使いやすさのどれを取っても国内では上位です。三井住友カード(NL)と連携させると、毎月の積立額に応じてVポイントが付きます。
ただし付与率には条件があります。三井住友カード(NL)の場合、年間のカード利用額が10万円以上で0.5%、10万円未満だと0%です。しかも積立額そのものは、この年間利用額に数えられません(出典:三井住友カード クレカ積立)。普段の買い物でも同じカードを使う前提の仕組みだと考えてください。入会初年度だけは条件なしで0.5%が付きます。
なおゴールド以上なら付与率は上がります。学生のうちにゴールドカードを取る方法(内定者枠・招待ねらい・ビジネスカード)は、実際に内定者枠で発行した経験をもとにまとめました。


どっちのルートを選ぶ?
どちらも「クレカ無料 × 証券口座無料 × NISA非課税」という条件は同じです。
| 楽天ルート | SBIルート | |
|---|---|---|
| クレカ | 楽天カード | 三井住友カード(NL) |
| 証券口座 | 楽天証券 | SBI証券 |
| 向いている人 | 楽天市場をよく使う | コンビニ・カフェ派 |
| ポイント還元 | 楽天ポイント | Vポイント |
迷ったら「普段どちらのサービスを使うか」で選ぶのがおすすめです。どちらを選んでも、この記事でやることは変わりません。
クレカ積立でポイントが付く条件
カード決済で積み立てると、条件を満たした分だけポイントが付きます。ただし「積み立てれば自動でもらえる」わけではありません。
楽天証券の場合、楽天カード(一般カード)で低コストのインデックスファンドを積み立てたときの還元率は0.5%です(出典:楽天証券 楽天カードクレジット決済のポイント還元率)。SBI証券×三井住友カード(NL)も0.5%ですが、こちらは前述のとおり年間のカード利用額が10万円以上という条件が付きます。
現金で積み立てても何ももらえないところに、0.5%分が乗る。細かい話ですが、同じ額を積み立てるならカード決済にしない理由は特にないと思っています。
月5千円でも構いません。金額よりも、設定を終わらせてしまうことのほうが大事です。
複利の話:学生のうちに始めると何が違うか
違うのは、運用に回せる期間の長さだけです。 特別な知識がいるわけではありません。
複利というのは、投資で得た収益を元本に足してさらに運用することで得られる利益のことです。長い期間続けるほど、この効果は大きくなります(出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト)。
同じ金額を同じように積み立てても、20歳から始めた人と25歳から始めた人では、運用できる年数が5年違います。毎月の金額が小さくても、期間の差はあとから取り戻しにくいところです。
ただ、期間を長く取れば元本割れしなくなる、という話ではありません。金融庁も同じページで、運用商品には元本割れのおそれがあると書いています。増える前提で生活費まで回すのはやめておいてください。
よくある不安・Q&A
「お金がなくなったら怖い」
NISAで買った投資信託は、必要になったら売って引き出せます。ロックされるわけではないので、全財産を入れる必要はありません。毎月「余ったお金の一部」で十分です。ただし売ってから現金が口座に入るまでには数営業日かかるので、来週使うお金を入れておく場所ではないです。
「損しませんか?」
短期では価格が上下します。値動きの異なる複数の資産に分散すると価格の変動をある程度抑えられる、というのが金融庁の説明ですが、同時に元本割れのおそれがあることも明記されています(出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト)。損しない方法があるわけではない、という前提で金額を決めてください。
「どの商品を選べばいいかわからない」
ここは私が「これにしてください」と言える部分ではないので、書きません。特定の商品をすすめるのは投資助言にあたりますし、合う商品は人によって違います。証券会社の商品ページで信託報酬(保有中ずっとかかるコスト)と、何にどれくらい分散されているかを見比べるところから始めるのがおすすめです。私自身はオールカントリー型を月5万円で積み立てていますが、これは私の選択であって、あなたへの提案ではありません。
まとめ
カードを作る → 証券口座を開く → 月5千円の積立を設定する。この記事で扱ったのはここまでです。
「お金の勉強をしてから始めよう」と思っているうちに、時間だけが過ぎていきます。難しく考えなくていいです。まず口座を開いて、無理のない金額で設定してみる。そこからだと思います。
なお、投資信託の積立ではなく「個別の株を買ってみたい」となったときは、また別の口座の話になります。DMM株は日本株と米国株に絞ったネット証券で、投資信託は扱っていないため、この記事で説明したつみたて投資枠では使えません。株のほうに興味が出てきたとき用の選択肢として置いておきます。
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