この記事でわかること

あきら✅ 会えない時期を作っていた側として、院生の事情を知っている
✅ いつまで続くのか、何に助けられたかをお話しします
彼氏が大学院生で、ここ最近まったく会えない。連絡も前より減った気がする。この状態がいつまで続くのか分からないのが、一番しんどいですよね。
この記事は、大学院生と付き合っている方へ、会えない時期を作っていた院生側だった私が「いつまで続くのか」と「どう接してもらえると助かったか」をお伝えするものです。 先に結論を言うと、大きく忙しくなるのは年に2回で、どちらも1〜2ヶ月で明けます。時期が読めるようになると、待つあいだの気持ちが変わってきます。
私自身、研究に追われながら交際を続けて、修論を出した直後にプロポーズし、結婚しました。
会えない時期は、1〜2ヶ月で明けます
大きな波は年に2回。夏の学会前(7〜8月)と修論の追い込み(12〜1月)で、どちらも1〜2ヶ月で明けます。これとは別に、毎週ゼミの前日だけ忙しくなる小さな波があります。
一年のうち、いつ忙しくなるのか
私の研究室での感覚をもとに、修士課程の一年を並べるとこうなります。分野や研究室によって学会の時期はずれるので、目安として見てください。
| 時期 | 院生に起きていること | 会いやすさ |
|---|---|---|
| 4〜5月 | 新学期。研究室の体制が変わり、M1は授業も入る | ◯ 普通 |
| 6月 | 学会の申し込みと要旨の締切が集中する | △ 少しずつ忙しくなる |
| 7〜8月 | 夏の学会の直前。一つ目の波 | △ 会いにくい |
| 9月 | 学会明け。長期休みとも重なる | ◯ 会いやすい |
| 10〜11月 | 中間発表。M1は就活の準備も動き出す | △ 秋も忙しい |
| 12〜1月 | M2は修論の追い込み。M1は就活が山場。二つ目の波 | △ 特に会いにくい |
| 2〜3月 | 修論を出したあと。M2はまとまった時間が取れる | ◯ 会いやすい |
秋の中間発表もそれなりに忙しくなりますが、2つの波ほど長くは続きません。会えない日が1ヶ月以上まとまって続くのは、基本的にこの2回だと思ってもらって大丈夫です。
学会そのものは数日で終わるので、外からは「来週から学会か」くらいに見えるんですよね。でも院生の感覚では、その前の1ヶ月の方が本番です。この感覚がずれていると「たった数日なのに、なんでこんなに余裕がないの」というすれ違いになりやすいです。
修論の時期も同じで、M2の12月から1月あたりは、私も週末の予定をほとんど入れられませんでした。ここは会う回数を減らさないよう頑張るより、終わったあとにまとまった時間を取る方が現実的です。
毎週の波は、ゼミの前日です
一年の波とは別に、毎週やってくる小さな波があります。ゼミやミーティングの前日です。ここだけ避ければ、あとは普段どおりで大丈夫です。
研究室によって曜日は違いますが、報告の前日はだいたいバタバタしています。覚えるのは曜日1つだけですが、これだけで効果があります。「水曜の夜は誘わない」と決めておくと、無駄なすれ違いが減ります。
予定は、落ち着く時期にまとめる
学会が終わった直後、長期休みに入る時期、締切明けの1〜2週間は、比較的会いやすいです。院生のほうも「やっと終わった」という気分になっているので、こちらから誘うと応じてもらいやすくなります。
無理に会う回数を増やそうとせず、落ち着く時期にまとめて予定を入れる。その方が、一緒にいる時間はかえって増えることが多いです。
会えない時期、どう接してもらえると助かったか
①長電話より短い挨拶にする、②「会いたい」よりふんわり誘う、③飲み会は職場の付き合いだと考える、④締切をさりげなく把握しておく、⑤短時間でも直接会う。この5つです。
5つを見る前に、つい言いたくなる言葉と、代わりにできることを場面ごとに並べておきます。①〜③に関わる場面だけ先に挙げます。言いたいことは同じでも、相手に判断や返信を迫らない形にすると伝わりやすいです。
| 場面 | つい言いたくなること | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 返信が遅い | △「既読ついてるよね?」と催促する | ◯ 返信のいらない一言だけ送る |
| 会いたい | △「いつ会えるの?」と日程を迫る | ◯「落ち着いたらあそこ行こうね」 |
| 声が聞きたい | △ 毎晩の長電話 | ◯「おはよう」「おやすみ」を交わす |
| 飲み会に行く日 | △「忙しいのに行くんだ」 | ◯ 職場の付き合いだと考える |
①夜の長電話より、短い挨拶にする
夜型の院生にとって、夜は貴重な作業時間です。朝型の人でも、夜更かしすると翌日の集中力がもちません。だから長電話は、気持ちとは別のところで負担になりやすいんですよね。
「おはよう」「おやすみ」を交わすだけでも、繋がっている感じはちゃんとします。おやすみのあとはお互い自由時間、と決めておくと気が休まります。どうしても声が聞きたいときは、5分を目安にすると相手の負担になりにくいです。
②「会いたい」より、ふんわり誘う
「会いたい」とまっすぐ言われると、院生側は余裕がないときほど、新しい締切をもらったように感じてしまうことがあります。応えたいのに応えられなくて、それがまた申し訳なくなる。
代わりに「あそこのお店、今度一緒に行こうね」とふんわり伝えると、「じゃあいつなら行けるかな」と、院生のほうから予定を考えやすくなります。同じ「会いたい」でも、伝え方一つで相手の返しやすさが変わってきます。「今は無理だけど、2月になったら旅行に行こう」と先に決めておくと、待つあいだの気持ちも違ってきます。
③研究室の飲み会は「職場の付き合い」だと考える
「忙しいのに飲み会には行くんだ」と思ってしまうこと、正直あると思います。ここは特にモヤモヤするところですよね。
ただ研究室の飲み会は、遊びというより職場の付き合いです。教授や先輩が参加していて、研究の相談や進路の話がその場で出ることも多いです。研究室の人間関係は、その後の研究の進めやすさにも関わってきます。「楽しみに行っている」というより「行っておいた方があとで助かる」という感覚に近いです。そう捉えると、少し納得しやすいかもしれません。
それでもモヤモヤするのは自然です。飲み会が続いた週は、落ち着いてから「ちょっと寂しかった」と伝えていいと思います。
④締切や予定を、さりげなく把握しておく
院生には、毎週のミーティング、学会の申し込み、中間発表と、定期的に期限のある予定がやってきます。忙しい時期をあらかじめ知っておくと、その先の予定が立てやすくなります。
「次の発表っていつなの?」と聞いておくだけで、「この時期は避けよう」と自分で調整できます。「なんで忙しいのかわからない」とモヤモヤするのと、「今は余裕なさそうだから落ち着いたら会おう」と思えるのとでは、しんどさが全然違います。
⑤短時間でも、直接会って話す
院生が何を考えているか分かりにくいですよね。でも正直、本人も自分の状況を整理できていないことが多いです。メッセージだけだとすれ違うので、会って話すのが結局は近道です。
会える時間が短くなりがちだからこそ、思っていることは言葉にした方がいいです。「察してほしい」と思っても、研究で頭がいっぱいの相手にはなかなか伝わりません。メッセージだと冷たく感じた言葉が、会って聞いてみたら誤解だった、ということもよくあります。
ただ、会う回数は多ければいいわけでもありません。私は近くに住んでいたので週1〜2回くらいでしたが、距離や状況によってちょうどいい回数は変わります。大事なのは回数より、次に会う日が決まっていることかなと思います。日付が1つ決まっているだけで、会えない期間があと何日かを数えられます。
会う頻度とお金の分け方を実際にどうしていたかは、別の記事に書いています。私たちは割り勘のまま、会うのは週1〜2回でした。


それでも「冷めたのかな」と感じたときは
メッセージが素っ気ないかどうかだけで判断せず、前半に載せた表の忙しい時期と重なっていないかを先に見てみてください。連絡が減るのは、多くの場合「返す余裕がない」だけです。


研究って、進んでいないときほど頭から離れません。実験がうまくいかない、解析が終わらない、来週のゼミで報告することがない。そういうとき、スマホを開いても文字が頭に入ってこないんです。返信を後回しにして、そのまま忘れる。
私も、彼女からのメッセージを既読のまま半日放置してしまったことが何度もありました。あとで「なんか冷たくない?」と言われて、初めて自分がどう見えていたかに気づく……。院生側は「忙しいのは伝わっているはず」と勝手に思い込んでいることが多いです。 悪気があるわけではなくて、単純に気づけていないだけなんですよね。
だから、連絡が素っ気なくなった時期が、前半の表の忙しい時期と重なっているなら、まず時期の方を疑ってみる価値があります。逆に、落ち着く時期のはずなのに様子が変わらないなら、一度会って直接聞いてみた方が早いです。とはいえ、聞くこと自体が怖いですよね。責める形にならないように、落ち着いてから「最近どう?」と切り出すくらいで十分だと思います。
ざっくり言ってしまうと、院生はこういうところが不器用なんだな、と思っておくくらいの方が、気負わずに接することができるかなと思います。ただ、これは「察して我慢してください」という話ではありません。しんどいと感じていることは、落ち着く時期に言葉で伝えて大丈夫です。
まとめ:会えない時期は、いつ明けるか分かれば待ちやすくなります
院生との恋愛は、予定が合わないことも多いし、急に変わることもよくあります。でも会えない理由の多くは気持ちではなく時期なので、忙しい時期を避けて落ち着く時期に予定をまとめれば、無理なく続けられると思います。
- 大きな波は年2回。夏の学会前と修論の追い込みで、どちらも1〜2ヶ月で明ける
- 落ち着くのは学会明けと修論後の2〜3月。予定はここにまとめる
- 毎週の波はゼミの前日。この日だけ避ける
- 助かった接し方は、短い挨拶・ふんわり誘う・飲み会は職場の付き合い・締切の把握・短時間でも会う
- 回数より、次に会う日が決まっていること
彼が結婚をいつ考えるのかにも、院生の事情はそのまま影響します。私が修論の直後に切り出した理由は、別の記事に書きました。


院生の恋愛が全体としてどう回っているのかは、出会いから続け方まで別の記事にまとめています。彼の生活を想像する手がかりになるはずです。


院生の側から見て、どんな相手だと研究と両立しやすいのか。彼が何を助かると感じるかの参考になるはずです。


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