この記事でわかること
あきら✅ 手帳での振り返りを4年・4冊目まで継続中
✅ 学生時代から社会人になった今も月1で書いている
✅ 削る話より「使い方」を整えたい派
使ったお金も、過ごした時間も、あとから思い返すと「あれは何だったんだろう」となるものがあります。
なんとなく参加した飲み会。なんとなく過ぎていった休日。どちらも、使ったこと自体は覚えているのに、良かったのかどうかは残っていません。
減らせば解決する話でもないんですよね。問題は、何に使うと自分は満足するのかを、自分で分かっていないことです。分からないまま使うから、あとで後悔だけが残ります。
この記事は、時間とお金の使い方に後悔を残したくない人へ、毎月2行書くだけの振り返りをお伝えするものです。手帳での振り返りを4冊目まで続けてきた立場から、実際に書いた中身も含めてお伝えします。
先に結論だけ言うと、満足する使い方かどうかは金額の大小では決まりません。気持ちが動いたかどうかで決まります。
※本記事にはプロモーションが含まれます。
書くのは毎月2行。「良かったこと」と「後悔したこと」を1行ずつ
ひと月のあいだに時間とお金を使ったことのうち、良かったことを1行、後悔したことを1行。書くのはこれだけです。
数を増やす必要はありません。1行に絞ろうとすると、そのひと月に起きたことを頭の中で並べることになります。私はいつも、ここで時間を使っています。
ただ、月末にいきなり書けるわけではありません。 思い出すための材料が別に要ります。そこは後半で書きます。
自分軸手帳の振り返りページでこれをやっていて、いま4冊目に入りました。手帳そのもののレビューは別記事に書いています。


時間の振り返りで分かったこと
人と会う量は、私の価値観の中心ではなかった
私の場合、いろんな人とたくさん話す必要は、思ったよりありませんでした。
もちろん、いろんな人と話します。ただ、いろんな人に対してたくさんの時間をかけなくてよかった。そこに重きを置いてはいなかったんだな、というのが振り返って分かったことです。
これが分かると、誘いを断ることへの罪悪感がかなり減ります。「行かなかったら損をするかもしれない」で動いていたのが、「自分はここに重きを置いていない」と言えるようになるからです。
もちろん逆の人もいると思います。振り返って「人と会った日ばかりが良かった側に並ぶ」なら、それがその人の価値観です。
つまらない時間にするかどうかは、自分の振る舞い次第
一方で、逆のことも分かりました。
「つまんないな」と思っていた時間も、自分が能動的に、前向きに楽しもうという気持ちで参加したときは楽しかったです。 得られるものも多くて、その時間にすごく価値があったと感じました。
同じ場でも、こちらの振る舞いでこうも変わるのかと。普段は人のせい、環境のせいにしていたんですけど、結構自分次第のことがあったんだなと気づけました。
お金の振り返りで分かったこと


後悔したのは「なんとなくの二次会」
飲み会にお金を使っても、あまり満足しません。この気づきは振り返るたびに出てきました。
とはいえ、飲み会が全部だめという話ではありません。久しぶりの友達と話せた、夢を語り合えた、めちゃくちゃ仲良くなれた。そういう日は、はっきり「良かった」側に入ります。
後悔したほうには共通点がありました。なんとなく参加して、なんとなく二次会まで行ってしまった日です。二次会に使ったお金は、あとから見て本当にもったいなく感じました。1日のトータルで見て「こんなに使ってるのか」となるのは、だいたいこのパターンです。
逆に言えば、後悔はここに集中していました。ここさえ分かっていれば、あとは気にせず使っていいということでもあります。
満足したのは、金額ではなく一緒に過ごした人
意外だったのは、満足した使い方が、大きな買い物ではまったくなかったことです。
- 何気ない日に、仕事帰りにカラオケへ30分だけ寄った
- 休みの日に、ファミレスで長く話し込んだ
金額でいえば小さいものばかり。一緒に過ごした人と、その時間に対して払ったというのが共通していました。
かと思えば、金額が大きくても気持ちよく払えたものもあります。友人の結婚式のご祝儀3万円。惜しいどころか、もっと包みたいくらいの気持ちで払えました。これは今後も続けたいと思っています。
分かりやすいのは、同じ金額で並べてみることです。なんとなく参加した二次会で消えた3千円と、仲のいい友達への誕生日プレゼントの3千円。同じ3千円でも、後者なら気持ちよく出せます。
つまり、判断しているのは金額ではなく、自分の気持ちが動いたかどうかでした。3千円で後悔する日もあれば、3万円を気持ちよく出せる日もある。この線引きが、自分で分かってきます。
私も元大学院生なので、学生のうちの金銭感覚は覚えています。ご祝儀のような金額は学生のうちにあまり出てこないと思いますが、見ている軸は金額ではなく「誰に、どんな時間に払ったか」です。誕生日プレゼントのような身近な出費でも、まったく同じように使えます。
削る側、つまり固定費をどう下げるかは別記事に任せています。この記事は使う側だけを扱うので、両方あわせて読むとお金の全体像がつかめます。


月末じゃなくていい。かかる時間は30分から1時間
続けられている理由は、きっちりやらないことに尽きます。
振り返りの欄は月末にありますが、31日や1日に書く必要はありません。私は週末とか、4〜5日過ぎてからでも普通に書いています。時間があるときに書く、くらいでちょうどいいです。
かかる時間は、振り返りと次の目標で合わせて30分から1時間くらい。私はだいたい半分ずつ使っています。
ただこれ、義務でやっているわけではなくて、書き始めたら気づいたらそのくらい経っていた、という感覚に近いです。30分なら、どこかに置ける日があると思います。むしろ予定が詰まっているときほど、書くと効いてきます。1ヶ月分を10分で走り書きする月があってもいいと思っています。
そこまでして書く価値があるのは、ひと月ぶんの自分を認められるからでもあるし、足りないところを見て次の目標を立てられるからでもあります。
月2行で済むのは、日々の材料があるから
ここは誤解されたくないところです。手帳を買って月末に開くだけでは、書けません。
私も一度、半年ほど手帳を書かなかった時期があります。久しぶりに振り返ろうとしたら、その半年に何を頑張ったのか、何に時間を使ったのかが、まったく思い出せませんでした。書く欄があっても、思い出せなければ埋まらないんですよね。


月末に30分で書けているのは、思い出す材料が手元にあるからです。私の場合はこの3つでした。
- 日々の短い記録:手帳に1行でもいい。あとから読み返せる形で残す
- スケジュール:その日どこにいて、誰と会ったかが残っている
- 家計簿アプリ:私はZaimを使っています。何にいくら使ったかを月末に一覧できる
この3つがあると、月末の作業は「並べて選ぶ」だけになります。ゼロから記憶をたどる必要がないので、30分で終わります。
逆に言えば、いきなり月1の振り返りから始めるとうまくいきません。先に日々を残す仕組みを作るほうが順番として先です。1日1行で構いません。
4年続けて変わったこと
自分の扱い方が分かってきました。 何に気持ちを動かされて前向きになるのか、逆に何はしなくていいのか。それが言葉になってくると、日々の選び方が変わります。
もう一つ大きかったのが、夢が進まない理由の見方が変わったことです。
「こういうことができたらいいな」とは言うのに、実際にはやっていない。やる気が出ない、疲れた、時間がない。ずっとそのせいにしていました。でも振り返りを重ねて分かったのは、自分を行動させる仕組みが自分の中に無いことのほうが問題だったということです。
同じ学びが何度も出てくると、さすがに気づきます。「何回同じことを繰り返しているんだろう」「じゃあこうやったら解決できるかもしれない」と、考えが具体的な行動のほうに向きはじめます。
仕組みの作り方そのものは、別記事で詳しく書いています。


もう一つ、書くこと自体の効果もあります。頭の中に抱えたままだと、授業中や研究中、寝るときにモヤモヤして集中できません。書き出すと、次のことに集中できます。忘れたわけではなくて、ふと時間ができたときにちゃんと思い出せます。頭の外に置いておける感覚です。
漠然とした悩みも、漠然としているから悩み続けるだけだったりします。書き出すと自分自身に向き合えますし、相談相手が自分なので事情も全部分かっている。だから「この解決法は自分には合わない」まで分かります。


まとめ
満足する使い方かどうかは、金額の大小では決まりません。気持ちが動いたかどうかで決まります。
- 書くのは毎月2行:良かったこと1行、後悔したこと1行
- 時間:人と会う量が価値観の中心とは限らないこと。つまらないかどうかは自分の振る舞い次第
- お金:後悔は「なんとなくの二次会」に集中すること。満足は金額と無関係で、小さい出費にも3万円にもあること
- 書く日:月末でなくていいこと。次の休みで大丈夫
- かかる時間:30分から1時間
- 前提:日々の短い記録・スケジュール・家計簿アプリ。この材料がないと月末に思い出せないこと
- 続けた先:自分の扱い方が分かり、夢が進まない理由が「やる気」ではなく「仕組み」だと見えてくること
最初の1ヶ月は、思い出せなくて当たり前です。まずは1日1行を残すところから始めてください。材料がたまると、月末の2行は勝手に書けるようになります。続けていくと同じものが何度も出てくるようになって、それが自分の価値観です。
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