「研究に追われて、恋愛なんて無理…?」そんなふうに感じる院生も多いのではないでしょうか?
私自身も院生生活を送りながら恋愛に悩んだり、どうやって両立すればいいのか迷った経験があります。
ですが、いくつかの工夫をすることで研究も恋愛も全力で楽しむことができました!
この記事では、院生が恋愛で抱えやすい3つの悩みと、それを乗り越えるための実際の体験談をお届けします。
同じ悩みを抱える方に、少しでも役立てば嬉しいです。
院生が恋愛で抱える悩み
時間がない
院生が最もよく直面する悩みが時間のなさです。私の場合、研究、授業、授業のアシスタント業務、TA、発表準備…などでスケジュールが常に埋まっていました。
特に実験やデータ分析が長引くと、予定していた時間通りに終わらないこともしばしば。
恋人と「夜ご飯食べに行こう」と約束していても、研究が終わらずに遅刻することもありました…
また、「次の発表が迫っているから、1日デートはしばらくできない」ということもありました。
相手に「忙しいのは分かるけど、いつも研究が優先で寂しい」と言わせてしまい、申し訳なさを感じた経験がある人もいるのでは?
こうした時間の制約は、院生生活特有の大きな悩みだと感じます。
エネルギーが足りない(恋愛に気を使う余裕がない日もある)
研究生活は、精神的にも体力的にも大きな負担があります。その結果、恋愛に向けるエネルギーが不足してしまう日があります。
例えば、忙しい1日の終わりに恋人から「今日はどうだった?」と明るく聞かれても、疲れ切っていて適当に返事をしてしまい、小さなすれ違いに繋がります。
また、デートプランを考える余裕がなくなることもしばしば。そして、休日に時間ができても日々の研究疲れで体が思うように動かずデートが楽しめなかったり、相手への気遣いが疎かになってしまうこともありました。
研究に追われる日々が続くと、「今は研究が最優先だから」と恋愛を後回しにしがちですが、その態度が相手を傷つけてしまいます。
価値観の違い(研究中心の生活を相手が理解してくれない)
院生生活の中で、恋人との価値観の違いに悩むこともありました。
特に、相手が社会人や学部生の場合、研究の重要性や忙しさを理解してもらうのが難しいと感じます。
「なんでそんなに忙しいの?」「もう少し時間作れないの?」と言われるたびに、自分の状況をどう伝えればいいのか悩みます。
また、研究に集中している時間は、周りのことに気を配る余裕が少なくなることがあります。そのため、相手に「私のことを気にしていないのでは?」と思わせてしまったこともありました。
このような価値観のギャップが、恋愛関係を続ける上で大きな課題になりやすいです。
悩みを乗り越えた私の3つの工夫
私の経験から言えるのは、総じて「コミュニケーション」が鍵だということ。
相手に自分の状況や考えをしっかり伝えれば、関係がより良い方向に進むはずです。
また、今現在、院生とお付き合いしている方には、以下の院生の考え方を知ってもらえれば嬉しいです。
今の研究の頑張りが未来につながることを伝える
学部生や勉強とは異なり、研究は時間をかけなければ成果が出ないものです。
私は、研究に時間を割くことで学費免除や将来の就職に有利になること、さらにそれが2人の将来の安定や明るい未来につながることを具体的に伝えるようにしていました。
また、「研究が楽しい」という感情だけではなく、「今頑張っているのは、将来あなたとの生活をより良くするためでもある」と言葉で伝えました。
こうすることで、相手が私の努力を「自分たちの将来を見据えたもの」と捉えてくれるようになり、自然と応援してくれる関係を築けました。
時間のメリハリ
日中は、集中できる貴重な時間なので、なるべくデートよりも研究を優先したいという気持ちを正直に伝えました。
「夜は集中力が落ちる時間。夜は一緒にご飯に行き、その時間を共有したい」と話すことで、忙しい中でも楽しめる時間があることを伝えました。
普段は限られた時間を共有する分、その時間を大切にすることで相手との関係も良好に保てました。
また、そういった日常があるからこそ、発表直後や大きな節目を迎えた後には、一日中デートをしたり、率先してデートプランを考えて尽くすことで、メリハリをつけるようにしました。
普段忙しい分、恋愛も盛大に楽しむことで相手に特別感を与えられるのは、院生だからこそできる工夫だと思います。
こまめな連絡
お昼休憩やお手洗いに行く時、起きたときや寝る前、研究室を出るときなど、ちょっとしたタイミングでの連絡を欠かさないようにしました。
特に忙しいときこそ、「今はこの作業をしている!」「お疲れ様!」といった短いメッセージでも、相手に安心感を与えられたようです。
これは、正直なところ自然とやっていたことで、相手にとっても大きかったと後で知りました。
たった一言でも「気にかけてもらっている」と感じてもらえることが、関係をうまく保つ秘訣だったと思います。
まとめ
院生生活は忙しく、恋愛との両立は簡単ではありません。
しかし、「未来を共有する」「時間のメリハリをつける」「こまめな連絡を取る」など、小さな工夫を重ねることで、関係を良好に保つことができます。
そして、それを支える最も重要なポイントは、お互いの気持ちや状況をきちんと伝えるコミュニケーションです。
さらに、「先に予定を入れる」「睡眠をしっかり取る」などの工夫で心の余裕を作ることも、恋愛を楽しむ秘訣です。
この点については、別記事「忙しい院生のための時間術!恋愛も研究も勉強も充実させる方法」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

結論として、院生でも恋愛を楽しむことは十分に可能です。相手を思いやりつつ、自分のペースを大切にしながら、充実した日々を過ごしてくださいね!