この記事でわかること
あきら✅ 修士1年のうちに、約3か月の就活で第一志望から内定
✅ 面接では、学部時代の経験を3つ話した
✅ 社会人になった今は、専門職として働いている
「修士なのに、ガクチカに書けるのは研究しかない。学部のときの話を書いていいのだろうか」。修士の就活で出すESにも、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を書く欄があって、そこで手が止まりますよね。
この記事では、修士1年のうちに第一志望から内定をもらった私が、ESを前にした院生に向けて、学部時代の経験で書いていいと考える理由と、面接で話した題材をお伝えします。 私自身も、面接では学部時代の経験を話しました。
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学部時代の経験で書いていいのか|私は、書いていいと考えている
修士のガクチカは、学部時代の経験で書いていいと、私は考えています。理由は次の3つです。
- ①いまの院生の就活では、選考が修士1年のうちに始まること
- ②私が受けた面接では、いつの経験かはほとんど聞かれなかったこと
- ③企業が見ているのは、いつの経験かではなく、何を考えてどう行動したかだと考えていること
研究を題材にすること自体を否定する話ではありません。研究以外に書くことがないと感じている方へ、学部時代の経験も題材にしていいとお伝えする話です。
私は修士1年のうちに、第一志望から内定をもらいました。エントリーは数社で、ESは企業ごとに書き分け、設問の欄に合わせて分量も変えました。それでも、就活の間に「こう書けば通る」という書き方を見つけたわけではありません。試行錯誤の途中で内定が出て、就活はそこで終わりました。
面接で話した学部時代の経験は、次の3つでした。
- 学部のころから出ていたデータ分析のコンペ
- カフェのアルバイト
- 学部から続けていた研究
ESのガクチカは、このうち学部から続けていた研究を中心に書いていました。
修士に入ってからの経験は、なぜ少ないのか|選考は修士1年のうちに始まる
選考が修士1年のうちに始まるので、選考の時点では、修士に入ってからの経験はまだ数か月分しかありません。 最初に挙げた理由の①です。






院生の就活は修士1年の春から始まり、その年の夏や秋のインターンが選考の入口になる企業もあると、就活情報サイトで説明されています。
私自身は、修士1年の秋から本選考に集中して、約3か月で就活を終えました。
学会発表や論文がまだ無いことが気になる方もいるかもしれません。学会発表や論文が無くても不利にはならないことと、ESに書ける経験を研究室の中と外のどこから探せばいいかは、別の記事に書いています。ガクチカに書けそうな経験が自分にもあるかは、そちらで分かります。


面接で、いつの経験か聞かれるのか|私はほとんど聞かれなかった
私が受けた面接では、何年生のときの話かはほとんど聞かれず、それが問題にされることもありませんでした。私の身の回りでも、ほとんどの人が学部2〜4年ぐらいの経験を話していました。 最初に挙げた理由の②です。
学部時代の経験を話したら、「それは何年生のときですか」と確かめられて、修士の話ではないと指摘されるのではないか。そう不安になる方もいるかもしれません。
学部時代の経験を話したのは、私だけではないんですよね。あくまで私が見聞きした範囲なので、院生全体がそうだとは限りません。
いつの経験かを理由に、学部時代の経験を候補から外さなくていいと、私は考えています。
題材は何を基準に選ぶか|何を考えてどう行動したかを話せるか
題材は、珍しさより、自分の言葉で話せるかどうかで選ぶのがいいと思います。話すのは、何を考えてどう行動したか、それが結果に繋がったか、または何を得たかです。 企業が見ているのも、いつの経験かではなく、何を考えてどう行動したかだと考えています。最初に挙げた理由の③です。
自分の言葉でそこまで話せるなら、題材はありがちなもので構いません。私の身の回りでも、長期インターンの話や、ゼミで出たコンペの話をする人が多かったように感じます。アルバイトの話をする人もいました。
面接では、資格にもさりげなく触れました。ESで申告した資格は、データ分析のコンペに出ながら取ったものです。資格の名前を並べるのではなく、コンペと並行して取るのが難しかった、という話にしました。
研究しか書くことがないときは|研究で書いていいと考えている
研究しか書くことがないと感じているなら、研究で書いていいと考えています。修士に入ってから始めた研究でも、題材にしていいと思います。






学部から続けていた研究を学部時代の経験に入れたのは私の分け方で、そう決まっているわけではありません。調べると、修士のガクチカは研究で書くのが王道だと出てきます。私もそれに反対する気はありません。面接で話した題材のうち、一つは研究でした。
研究で書くなら、あとは面接でどう話すかです。専門用語を使うときは言い換えを添えること、研究の内容より、研究の過程と人と協力したことを伝えること。この2つは別の記事にまとめているので、研究を題材にする方はそちらを読んでみてください。


研究中心のガクチカで聞かれたこと|面接では「仲間と行った経験」を聞かれた
ESのガクチカは、学部から続けていた研究が中心で、面接では人と協力した経験があるかを聞かれました。答えに使ったのは、学部のころから出ていたデータ分析のコンペです。
ガクチカの欄には、人と協力した経験をどこにも書いていませんでした。面接で受けた質問を正確に書くと、「実績はたくさん出されていると思うのですが、仲間と行った経験、成し遂げた経験はありますか」です。
そのときは、データ分析のコンペに毎回違うメンバーと出ていた話で答えました。ガクチカに書いていなかったことを、面接官がその場で尋ねてくれたのは、運がよかったと思っています。
内々定のあとに、面接官が書いた評価コメントを見せてもらいました。そこには、ガクチカから人と協力した経験が読み取れない、という懸念が書かれていました。実績の大きさより、人と協力した経験が書かれているかを見られていたのだと思います。懸念は書かれていましたが、内々定は出ています。
就活を始めてから、就活会議(選考の体験談や内定者のESが読める就活サイト)で内定者のESを読みました。人と協力した経験を書いている内定者が多いと、そこで気づいたんですよね。学部のうちに読んでおけばよかったと、いまも後悔しています。もっと早く読んでいれば、受かりにくいESを書かずに済んで、就活はもう少し順調に進んでいたと思うんです。ESを出す前のいまなら、ガクチカに人と協力した経験を書き足すのは、まだ間に合います。
就活会議で内定者のESを一つ開いて、誰と一緒だったかが書かれた一文を探してみてください。その一文と、題材を選ぶ章の「まず一歩」で書いた3行を見比べると、自分の3行にも誰と一緒だったかが入っているかを確かめられます。私のときは、無料登録だけで読めました。
ガクチカの原文、面接のやりとり、内々定のあとに見せてもらった評価コメントは、500円の note にまとめています。ESを書き始める前に、研究を中心に書いたガクチカが面接官にどう読まれたかを確かめたい方は読んでみてください。
まとめ:修士のガクチカは、学部時代の経験で書いていい
修士のガクチカは、学部時代の経験で書いていいと、私は考えています。理由は3つです。①選考が修士1年のうちに始まること。②私が受けた面接では、いつの経験かはほとんど聞かれなかったこと。③企業が見ているのは、いつの経験かではなく、何を考えてどう行動したかだと考えていること。
- 学部時代に続けていたことを、思い出せるだけ書き出す
コンペ・アルバイト・研究の区別は要りません。 - 書き出した経験の横に、何年生のときのことかを書き添える
たまに聞かれたときも、迷わずに答えられます。 - 候補の題材を一つ選んで、何を考えてどう行動したかを3行で書く
珍しいかどうかは、ここでは気にしなくて構いません。 - 就活会議で内定者のESを一つ開き、誰と一緒だったかの一文を探す
その一文と見比べると、自分の3行にも誰と一緒だったかが入っているかを確かめられます。
ガクチカの題材が決まったら、次に迷うのは、就活で何をいつするかだと思います。院生の就活をいつから始めて、修士1年のうちに何をするかは、別の記事にまとめました。いまの自分がどの段階にいるかは、そちらで確かめられます。


研究しか書くことがないと感じていても、研究も含めて、学部時代の経験を一度書き出してみてください。書き出した経験のどれか一つについて、何を考えてどう行動したか、それが結果に繋がったか、または何を得たかまで話せれば、ガクチカは書けると思います。
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