院生の研究成果とは?JASSO返還免除で200万を得る方法

院生としての目標は何でしょうか?

学部から修士に進むと、研究成果がこれまで以上に重要になります。大学院での研究成果は、アカデミアに残って教員を目指す場合はもちろん、一般企業に就職する際にも大きなアピールポイントです。
そして、JASSO奨学金返還免除を目指すなら、論文投稿や学会発表といった成果が評価のカギとなります。

この記事では、修士で目指すべき成果の種類や優先順位、成果を残す意義について分かりやすく解説します。研究室選びや大学院生活の目標設定にも役立つ内容なので、これから修士に進むあなたにぜひ読んでほしい内容です!

目次

JASSO返還免除と研究成果の重要性

修士課程で目指すべき大きな目標の一つが、JASSO奨学金返還免除に関わる研究成果を残すことです。
この成果には査読付き論文の投稿や学会発表賞が含まれ、特に英語論文の投稿が最も高く評価されます。

ただし、これはお金のためだけではなく、研究活動を通じて自分の能力を証明し、将来のキャリアを切り拓くためのステップでもあります。

修士の間に、何を目指すべきかを明確にし、計画的に取り組むことが、奨学金返還免除だけでなく、充実した研究生活にも直結します。
JASSOについては以下をお読みください。

研究成果の優先順位

  1. 査読付き英語論文の投稿
  2. 査読付き日本語論文の投稿
  3. 国際学会での発表・受賞
  4. 国内学会での発表・受賞
  5. 研究会や研究科での発表

研究成果にはいくつかの種類があり、その中でも特に優先すべきは査読付き英語論文の投稿です。
これは非常に価値が高く、今後研究者として進む上ではマスト、もちろん奨学金返還免除で圧倒的有利となります。
ただし、その分ハードルがかなり高く、論文誌にもよりますが半年間ほど査読で半年がかかるため、修士1年生中に成果をアウトプットするのが目安となります。

次に、日本語論文ですが、これらも評価において重要な役割を果たします。日本語論文は正直その研究分野への影響が大きくないように思えますが、文系の研究分野を中心に重視される可能性があります。

さらに,学会発表についてですが,発表件数が重要となりつつ、それ以上に受賞することが大事です。
ぜひ、学会賞の受賞を目指しましょう。
このラインあたりが現実的にライバルと競う場所となると思います。いかに発表賞を受賞するかです
(それぐらい論文化は大変ということですね…)

最後の研究室内での発表や研究会は、日常的に研究を深め、フィードバックを得る場として価値があります。
しかし、JASSO返還免除や研究成果にはカウントされません。

論文化の重要性、恩返しの意味

論文化は、研究成果を形として残し、世界に発信する最も重要な手段です。
特に査読付き英語論文は、奨学金返還免除や研究者としての評価に直結するだけでなく、指導教員や先輩から受けた支援への最大の恩返しでもあります。

菓子折りやお礼の言葉以上に、論文として成果を残すことが彼らの努力を無駄にしない最善の方法です。

論文化を目指すには、計画的な研究進行や発表、フィードバックを活用して精度を高めることが重要で、小さな一歩の積み重ねが最終的に大きな成果を生む道となります。ぜひ頑張ってください。

最後に

本記事では、研究成果を目指す上で重要なポイントを解説しましたが、本の出版などは修士課程では現実的でないため取り上げていません。

また、JASSO奨学金返還免除の基準や評価項目は大学や研究科によって異なります。
必ず自身の研究科に確認し、適切な目標を設定してください。

成果を出すことが、奨学金返還免除だけでなく、研究者としての成長や未来への投資につながることを忘れずに取り組んでください!

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