この記事でわかること

あきら✅ 秋から本選考に集中した短期決戦型の院生
✅ 就活サイトはOpenWorkと就活会議の2つだけで終えた
✅ 院生時代はJASSO返還免除・学会発表10件を達成
就活サイトを調べると「おすすめ13選」「登録すべき15サイト」と出てきます。研究で忙しい院生が、そんなに登録して使いこなせるでしょうか。私には無理でした。
この記事は、就活サイトが多すぎて選べない院生へ、実際に2つだけ使って就活を終えた立場から、目的別の使い分けをお伝えするものです。
※本記事にはプロモーションが含まれます。
結論:OpenWorkと就活会議の2つで足りました
必須はOpenWorkと就活会議の2つです。院生の就活で必要な情報は、企業の実態を知ることと、選考の進め方を知ること。それぞれに1つずつ用意すれば足ります。
私の場合はこうでした。
- 企業の実態を知る → OpenWork(社員の口コミ)
- ESと選考の進め方を知る → 就活会議(内定者のES)
この2つだけで、秋から約3ヶ月で第一志望から内定をもらえました。サイトを増やさなかったことが、むしろ良かったと感じています。
この記事では残り2つ(スカウト型・院生特化サイト)も紹介しますが、そちらは「自分から動く時間がない」「求人探しで詰まっている」という人だけ、必要に応じて追加すれば大丈夫です。全部登録する必要はありません。
知りたいことが決まれば、使うサイトは決まる
逆に言うと、知りたいことが決まっていないから登録先が増えるんですよね。
下の表は◯が向いている点、△が注意点です。上2つが必須、下2つは必要な人だけで大丈夫です。
| いまの状況 | 使うサイト | 特徴 |
|---|---|---|
| 企業の実態 (雰囲気・働き方) | OpenWork | ◯ 社員の口コミから内側が見える △ 転職活動のタイミングで書く人が多く、表現はネガティブに寄る |
| ESの書き方 選考の進め方 | 就活会議 | ◯ 無料登録で内定者のESが読める △ そのまま真似すると、ほかの就活生と似た内容になる |
| 自分から動く 時間がない | スカウト型 (キミスカ等) | ◯ 登録しておくと企業から声がかかることがある △ どんな企業と出会えるかは運の要素がある |
| 院生向けの求人を まとめて見たい | アカリク | ◯ 大学院生・理系に特化している △ 求人の数は志望する職種によって差がある |
※アカリクだけは私が使っていません。あとの章で仕組みだけお伝えします。
まず1つだけ始めるなら、就活会議がおすすめです。内定者のESが読めるので、最初の一歩を踏み出しやすいです。ESは早めに一度書いておくと、あとの選考がぐっと楽になります。
①企業の実態を知るなら、OpenWorkだけで足りました
企業研究で一番役に立ったのはOpenWorkでした。社員の口コミから、外からは見えにくい部分が見えてきます。
説明会やパンフレットで語られるのは、当然ながら良い面が中心です。実際に働いている人が何を感じているかは、そこからは分かりません。その差を埋められるのが口コミサイトです。
事実と意見を分けて、事実だけを受け取る
これが読み方のコツです。口コミには2種類の情報が混ざっています。
- 事実:「◯◯という制度がある」「残業は月◯時間くらい」「配属は入社後に決まる」→ こちらを受け取る
- 意見:「雰囲気が悪い」「上司が合わなかった」→ 書いた人の感じ方なので、そのまま受け取らない
意見に引っ張られると、印象だけで会社を判断してしまいます。事実だけを集めていくと、その会社の輪郭がはっきりしてきます。
1件ずつ深追いせず、共通して書かれていることを見る
もう1つのコツは、個別の口コミを掘りすぎないことです。
口コミを書くのは転職活動のタイミングの人が多いので、表現はネガティブに寄ります。ただ、いろいろな人が共通して書いていることは実態に近いです。1件だけ尖った内容は外れ値として置いておき、繰り返し出てくる話に注目します。
私は社会人になってからも、会社について調べるときはこの読み方をしています。それだけ長く使える見方だと思います。
企業研究をいつ・どの順番で進めるかは、院生就活のスケジュール全体をまとめた記事で書いています。


②ESと選考の進め方は、就活会議で内定者のESを見る
ESは、ゼロから考えるより先に通った例を見るほうが早いです。
私が使っていたのは就活会議です。内定者のESが読めるので、「この会社はどういう答え方が評価されたのか」を先に把握できます。設問ごとにどれくらいの分量で、どんな切り口で書かれているかが分かると、自分のESも組み立てやすくなります。
選考の進め方も参考になりました。面接が何回あるか、どんな質問が出たかが分かっていると、準備の順番を決められます。院生は研究と並行なので、この「準備の順番が分かる」ことの価値が大きいです。
ただし、そのまま真似すると、みんなと同じありきたりな内容になって埋もれてしまいます。構成や答え方の方向性だけ参考にして、中身は自分の経験で埋めるのがおすすめです。ESをAIに書かせる場合も同じで、渡す素材が自分の経験でないとESの中身が薄くなります。ESをAIにどこまで任せるかは、別の記事で詳しく書いています。


無料登録すれば、志望企業のESをその日から読めます。提出が近い方は、書き始める前に一度目を通しておくと手が止まりません。
③自分から動く時間がないときは、スカウト型も併用する
研究が立て込んでいる時期は、登録しておくだけで企業から声がかかることがあるサービスが保険になります。
スカウト型は、プロフィールを登録しておくと企業側から連絡が来る仕組みです。私はキミスカに登録して、実際にいくつか声をかけてもらいました。
院生にとってありがたいのは、動けない時期でも就活が止まらないことです。実験や学会準備で手が回らない週って、どうしても出てくるじゃないですか。そういう週でも声がかかることがあるのは助かりました。見てくれる企業があると分かると、精神的な支えにもなります。
自分で企業を探すのを主にして、スカウト型は登録したまま放っておく。この使い方が合っていると思います。
なお、IT・エンジニア職に絞って探している方には、エンジニア就活のように職種を限定した求人サイトもあります。IT志望の方だけ覗いてみてください。
④求人を探すのが大変なら、院生特化のアカリクという選択肢
大学院生と理系学生に特化したサイトもあります。私は使っていないので、使用感ではなく仕組みだけお伝えします。
アカリクは、大学院生・理系学生向けに求人を集めたサイトです。研究内容を活かせる職種の求人や、院生向けのイベント情報がまとまっています。キャリアアドバイザーに相談できるエージェント型の窓口もあります。
一般の就活サイトだと、院生向けの求人を自分で見つける必要があります。そこに時間を取られたくない場合は、選択肢として調べてみる価値はあると思います。
使うかどうかは、自分が「求人を探すところ」で困っているかどうかで決めるとよいと思います。困っていなければ、上の2つで足ります。
私は使っていないので中身の評価はできません。求人の量と職種だけ、自分の目で見てみてください。
サイトを増やしても、就活が速くなるわけではありません
増えるのは選択肢ではなく、管理の手間のほうだからです。
登録先が増えると、通知も増えるんですよね。どのサイトでどこまで進めたかを管理する手間も増えます。研究と並行している院生にとって、この管理コストは無視できません。
私は秋から動き始めて、約3ヶ月で第一志望から内定をもらいました。短く終えられた理由はいくつかあると思います。ただ少なくとも、情報を集める先を2つに決めていたので、どこで何を調べるかで迷う時間はほとんどありませんでした。
夏のインターンには、ほとんど行っていません。その分の時間を研究に使い、秋から集中しました。夏のインターンに行かずに秋から集中した進め方は、別の記事にまとめています。


まとめ
院生の就活で必要な情報は、企業の実態と選考の進め方の2つです。私はOpenWorkと就活会議で足りました。
必須の2つ
- 企業の実態 → OpenWork。事実と意見を分けて、事実だけを受け取る。共通して書かれていることを見る
- ESと選考 → 就活会議。内定者のESで方向性をつかみ、中身は自分の経験で埋める
ここから下は、必要な人だけ
- 動けない時期がある → スカウト型を登録したまま放っておく
- 求人を探すのが大変 → 院生特化のアカリクという選択肢もある
10個も15個も登録する必要はありません。知りたいことを決めて、それに合うものを1つずつ。 そのほうが早く終わります。
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